健康・長生きのために飲む
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透析導入当初は4時間の透析でしたが、私は大柄で筋肉量も多いことから1年ぐらい経ったときに5時間の透析に変更になりました。自ら希望して6時間、7時間とだんだん延ばしていきました。冷静に考えると7時間というのはとても長く、透析日の午後はほとんど自由がききません。
食事ではなるべくいろいろな食材を食べるようにしていて、リンやカリウムもさほど気にしていません。そして、できるだけ歩くようにしています。透析を始めてから、透析をプラスに考え、今日やれることは今日やる、社会の役に立てることをする、いろいろな意味で汗をかく、という考えを大切にしています。
引用:https://www.zjk.or.jp/jinyuukai/experiences/dialysis-treatment/
術後、大きなトラブルはなく、薬の服用、食事管理(食べ過ぎないよう)、血圧管理、体重管理、感染予防など透析のころと変わらない自己管理を行っています。外来受診は術後は月に1回でしたが、4年経った現在は2か月に1回のペースになっています。ドナーの方をはじめ多くの方のご支援で献腎移植を受けることができたことに感謝し、私も何かしらの形で社会への還元ができればと願っています。
引用:https://www.zjk.or.jp/jinyuukai/experiences/transplant-surgery/
実は幼少時から腹膜透析(PD)、血液透析(HD)をしていて、母親からの提供で腎移植もしたのですが、合併症で移植腎が8年でダメになってしまって。それで20才のときから週3回透析を受けながら働いています。透析になったら人生終わりと考えている人もいますから、透析しながら働いているのに驚かれます。
引用:https://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/experience/expe_107/
腎臓病の治療には様々な方法があり、その中でも透析や腎臓移植などを体験したことのある人の声をまとめました。
まず、どの方も前向きに治療と向き合っているというのを感じます。もちろん透析を行えば半日以上拘束されてしまい、不自由さを感じてしまうこともあるでしょう。しかし日々汗をかくことを大切にしているなど自分自身で目標を定め、それにしっかり取り組まれている姿勢がうかがえます。
また腎臓移植を行ったケースでは何年もかかり、やっとドナーが見つかったという状況で、移植への不安も想像以上にあったと思います。しかし移植後も体重管理など徹底した自己管理を継続しており、ドナーのためにも社会貢献をしたいと強く願っているとのこと。
また透析をしながらも働いている方の声など励みになる体験談が多くあります。もちろん治療は決して楽なものではありません。ツライと感じてしまうことも多々あるでしょう。しかし腎臓病イコール人生が終わりという訳ではありません。担当医や看護師など医療スタッフをはじめ、しっかりサポートをしてくれる体制があります。何か不安を感じたときには、一人で抱え込まずに誰かを頼ってくださいね。
PDを始めたらすぐ元気になって。こんなに楽になるなんて、本当に良い治療です。しかも旅行に行くときは、必要なものを現地に届けてくれると聞き、北海道旅行を計画したんです。ホテルに着くと、機械も薬剤もそろっていて、何の心配もなかったです。PDを始めると、保存期のころに比べて食事の制限が緩くなったので、肉も野菜も果物も食べられます。ただ量は控えるようにして、塩分には気をつけています。
引用:https://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/experience/expe_106/
丘さんは透析と言えば血液透析(HD)とはじめ思っており、医療行為を自分で行うことに不安を抱えていたというケースです。医師からの勧めもあり腹膜透析(PD)を実施する運びになったとのこと。病気になる前から旅行が趣味だったということもあり、腹膜透析の自由に旅行ができると言った点が魅力的に感じたと仰っています。
自分自身で腹膜透析などの知識をしっかり勉強し、難しくないということが分かって安心できたということもお話しされています。今では透析を続けながら趣味ができると大変喜んでいる様子です。
もちろん全ての方が腹膜透析を行えるわけではありません。しかし症状によっては腹膜透析に移行できる方もいます。腹膜透析であれば活動の範囲も狭くすることなく治療に臨めるでしょう。しっかり自己管理ができる方は、一度主治医に相談してみてくださいね。操作方法など不安があっても、しっかり医師や看護師などスタッフがサポートをしてくれます。また慣れない間は操作手順について詳しく教えてくれるでしょう。
タンパク質制限がうまく行かなかったせいか、腎不全になり、ついに医師から「透析の導入を考えましょう」と告げられました。このときは「まさか」という気持ちと、「とうとう来たか」という思いが交錯し、目の前が真っ暗になってしまったものです。
ともかく透析を始めたら普通に働けなくなり、生活もできなくなる――というのが私の理解でしたから、「これで人生も終わりか。廃人になってしまうのか」と、どん底に突き落とされる思いを味わいました。腹膜透析を紹介するビデオを使って先生が丁寧に説明してくれたので、腹膜透析のことが納得できました。
一番知りたかったのは「自宅でやっても安全か」でしたが、決められた手順に従えば危険のないことが分かり、ほっとしました。そして透析だけでなく仕事への自信さえわいてきたのです。透析施設へ1日おきに通っている仲間たちの中には、「腹膜透析は腹膜炎になりやすいので良くない」と説明された人もいるようです。
しかし腹膜透析を体験してみて、これは簡単で安全な治療法だと確信しました。これから透析を始める人は、QOLを保つ上でも、血液透析より先に腹膜透析を試してみるべきだと思います。
引用:https://www.amdd.jp/p_voice/essay5_1.html
まだ仕事を継続されている方の体験談です。この方の場合もそうですが、多くの方が透析と聞くと、人生の終わりをイメージしてしまうでしょう。しかし、この方のように透析を実施しながらでも仕事を継続することは可能です。もちろん腹膜透析のほうが血液透析よりも優れているという訳ではありません。
どちらの方法でもメリットやデメリットがあり、それを踏まえたうえで、自分自身で治療法を選択することが大切でしょう。また医師の意見を聞きながら、自分に合った治療法が何かを考えることも大切です。
ただ透析したとしてもQOLを維持する方法があるということは知っておいてください。決して透析が廃人にさせるものではありません。日々透析の技術も進歩しており、体の負担を減らした治療も開発されています。新しい知識を取り入れ、治療について考えてくださいね。
もちろん透析中であっても状態を悪化させないように食事面や運動面などの治療にも、しっかり取り組みましょう。