健康・長生きのために飲む
「わかなつみの発酵菌」の効果を徹底分析
糖尿病を患う方が3ヶ月間わかなつみの発酵菌を摂り続けた結果、体重・血糖値・ヘモグロビンA1cの値が減少したことが明らかになっています。こうした第三者機関での実験で、効果を証明されているのも、わかなつみの発酵菌が信頼されている点のひとつでしょう。
測定項目 | 投与開始時 | 投与3カ月後 | 減少率% |
---|---|---|---|
体重kg | 71.1±2.6 | 67.5±2.9* | 4.9 |
血糖値 mg/dl | 248.9±8.3 | 196.5±9.1** | 21.1 |
HbAlc % | 8.18±0.53 | 7.48±0.11* | 8.6 |
*:p<0.05,**:0.01(n=16 平均値±標準誤差
引用元:東方医学(Vol.29 No.4 2013年)
『植物酵素食品の抗糖尿病作用に関する臨床研究』(ISSN:0911-7768)
一般財団法人東方医療振興財団 日本東方医学会
柴田勝*1, 武内徹郎*2,*3, 山本肇*4, 美馬博史*5, 松尾龍彦*6, 小林征子*7, 三浦俊宏*7, 高明*8*1株式会社王健, *2医療法人大樹会明合クリニック, *3はくさんクリニック, *4名古屋市立大学大学院薬学研究科, *5美馬レディースクリニック, *6株式会社ヴァリダックス, *7鈴鹿医療科学大学保健衛生学部医療栄養学科, *8武庫川女子大薬学部東洋医薬学教室
糖尿病と診断するときの基準となるのは、血液検査によって分かる空腹時血糖値やヘモグロビンA1cという数値。それぞれの詳細を簡単にまとめました。
どちらの値も、基準となる数値より高ければ糖尿病、または糖尿病予備軍と診断されます。血糖値やヘモグロビン値が高いと言われたら、数値を下げるように食事や生活を改善する必要があります。
そこで活用したいのが、酵素が持つ血液をサラサラにすると言われる成分。
酵素はアミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼといった栄養素の消化や吸収、排出などを行う上で必要な成分で、積極的に摂取することで血中の余分な糖分や脂質を体外へ排出する効果が高まると言われています。
その結果、血糖値やヘモグロビン値、血圧などが低い値で安定し、糖尿病の改善を目指していくサポートをしてくれるのです。酵素の場合は特に、ヘモグロビンA1cの値も下げる効果が高いことに注目が集まっています。
糖尿病は、日本糖尿病学会によって、1型糖尿病と2型糖尿病に分けられます。症状に関しても1型と2型で異なり、その発症原因も異なります。
1型糖尿病は、主に欧米人に見られる糖尿病で、原因は免疫によるものであると言われています。 症状は、重篤なものが多く、身体がインスリンの分泌を完全にストップしてしまい、糖の正常な吸収ができなくなります 。糖が吸収できなくなると血糖値が高まり、それだけで昏睡状態に陥る可能性があったり、血管が傷つき、壊死などの合併症状を起こしたり、免疫機能が低下します。1型糖尿病はインスリン注射による治療が必要となり、インスリン依存状態となります。
2型糖尿病は、東洋人に多く見られる種類の糖尿病です。主な原因は遺伝によるものやカロリーの高い食事、運動不足などが挙げられます。また自覚症状が現れるまでに時間がかかり、合併症を引き起こしてしまうこともあります。
2型糖尿病の原因となる生活習慣に関して日本糖尿病学会が発表している内容によると、4つの傾向と原因について言及されています。
1)肥満
肥満は糖尿病発症と強く関連し,BMI 22〜25 の過体重も糖尿病発症を増加させる 34).現在の肥満だけでなく,過去の最大体重や成人後の体重増加も糖尿病発症のリスク因子となりうる
2)食事
エネルギーの過剰摂取は糖尿病発症と密接に関連する a, b).また栄養素やそれらを含む食品の糖尿病発症への影響も示されているl,m,3〜7,40〜48).日本人対象者を含むメタアナリシスにおいて,白米の摂取と糖尿病発症リスク増加に量反応関係が認められており40),米飯(精白米)1杯158g増加するごとに,糖尿病発症リスクが11%上昇すると報告されている40).ただし,低炭水化物食の糖尿病発症の予防効果については,一定の見解が得られていないb,42)一方,食物繊維,未精製穀類の摂取や低GI食品は糖尿病発症を減少させる
(中略)
日本人を対象とした研究では,男性において,魚介類の摂取量が多いほど糖尿病発症リスクが低下する傾向が認められた 7).動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸 b, n),マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸 n)は糖尿病発症のリスク因子であると報告されている.
3)身体活動
日本人男性における調査では,仕事・通勤などの日常的な身体活動量が多い者では,少ない者よりも2型糖尿病リスクが 27%低かった
4)嗜好品
喫煙は糖尿病発症のリスク因子であり,量反応関係も認められる 9, 52).わが国の地域住民の追跡研究によると,喫煙者の糖尿病発症の相対リスクは男性 1.3,女性 1.4 と有意に高 かった52).禁煙に伴う体重増加は,短期的には糖尿病リスクを増加させる可能性があるものの 53),日本人男性において 54),禁煙は,短期的(5 年未満)には糖尿病の発症リスクを増加 させ,一方,長期的には低下させたことが報告されている
飲酒に関するわが国の職域の追跡調査では,耐糖能異常の発症リスクは,飲酒量(エタノール換算)23.0〜45.9 g/日の群で最も低く,この群に比べ 0 g/日の群では 1.5 倍,69.0 g/日以上の群では 1.4倍といずれも有意に高く,U-shapeの関係が認められた日本人男女における調査では,コーヒー3杯以上/日の群の相対リスクは,特に女性において 0.63 と有意に低かった 14).さらにわが国では,緑茶も糖尿病発症に対し予防的作用を有することが報告されている
2型糖尿病の発症に関連した生活習慣
日本糖尿病学会
http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/gl/GL2019-21.pdf
つまり、食事と運動、喫煙や飲酒といった生活習慣と糖尿病には深い関連性があり、それらの改善を図ることで発症のリスクを軽減すると考えても良さそうです。
糖尿病の改善を目指すときの基本は、「食事」「運動」「薬物療法」の3つ。それぞれ詳しく確認してみましょう。
糖尿病の改善を目指すうえでもっとも大事なポイントは、食事です。一般に「糖尿病食」と言われていることから、「食べてはならないものもある」とのイメージを持つ人も多いことでしょう。
ところが意外ですが、糖尿病患者にタブーな食べ物はありません。何を食べても問題ないことを、まずは理解しておきましょう。
糖尿病における食事療法で大切なポイントは、「カロリーの上限の範囲内で、栄養にかたよりのない食事を摂る」ということ。このポイントを守る限り、食べていけないものはありません。
逆に言えば、カロリーが過多となったり、栄養にかたよりがあったりする食事は、糖尿病患者にとって禁忌。糖尿病患者が摂取する薬は、食事療法が確実に守られているという前提で処方されています。食事療法が守られていないと、薬の効き目も低下する恐れがあるので注意してください。
医師から指示された総摂取カロリーを守りつつ、栄養バランスについては、日本糖尿病学会発行の「糖尿病食事療法のための食品交換表」を基に検討します。
食品交換表では、さまざまな食材について、炭水化物系を2分類、タンパク質計を2分類、脂質系を1分類、ビタミン・ミネラル系を1分類とし、計6分類からバランス良く食材を選ぶように指導。この表を基にして、日々の献立を考えましょう。糖尿病を改善させるためとして、野菜ばかり摂ることは良くありません。栄養バランスの良い献立が必要となるため、肉や魚などもきちんと摂取します。
食事療法とあわせて適度な運動も行うことにより、血糖値の低下が期待できます。よって多くの患者において、医師から具体的な運動療法を指示されることでしょう。
ただし運動メニューは、患者によって異なることに注意しなければなりません。年齢や合併症の有無、運動能力などを考慮し、各々適切な運動を行うことが糖尿病に良いということを心得ましょう。やみくもに激しい運動を行うことは良くありません。
なお、糖尿病患者の中には、逆に運動を禁止される人もいます。医師の指示にしっかりと耳を傾けるようにしてください。
足に壊疽のある患者、血糖コントロールが難しいほど血糖値の高い患者、心臓病を患っている患者、重度の腎不全を患っている患者、増殖性網膜症を患っている患者などは、原則として運動が禁止されます。
必要な運動量や運動内容は、患者の状態によって異なります。まずは運動をしても良い状態かどうかについて、主治医に相談してみてください。
運動をしても良いと医師が判断した場合でも、筋力トレーニングや短距離走などのような「無酸素運動」は不適です。逆に、酸素を十分に取り入れながらできる軽度の「有酸素運動」を行いましょう。具体的には、ウォーキング、サイクリング、水泳、軽いジョギング、ラジオ体操などです。
なお、以下で説明する薬物治療を行っている人は、運動中に低血糖になる恐れがあります。ご自身が処方されている薬に低血糖のリスクがあるかどうかを、事前にきちんと医師に確認しましょう。
糖尿病における薬物療法でもっとも有名なものが、インスリン注射です。
そもそも糖尿病とは、膵臓から分泌されているインスリンというホルモンが不足したり、十分に働かなくなったりしている状態のこと。よってインスリンを外部から体へ注入すれば、糖尿病の症状悪化(血糖値の上昇)を抑えることができます。
なおインスリン注射は、患者の状態に応じて複数の製剤が用意されています。注射してから10分程度で効果が現れる「超速効型インスリン製剤」や、30分程度で効果が現れる「速効型インスリン製剤」、1時間程度で効果が現れる「中間型インスリン製剤」などです。それぞれの製剤は、効果の持続時間も異なります。
インスリン注射は、食事のタイミングに合わせて1日に数回行います。その都度病院に行くわけにはいかないので、原則、製剤をまとめて処方してもらい自己注射にて治療を続けることになります。
インスリン製剤の注射のほかにも、内服薬として、血糖値の低下を促すための薬や、インスリンの働きをサポートする薬などが処方されることがあります。
代表的な薬が、スルフォニル尿素薬(SU薬)。膵臓のβ細胞に働きかけることにより、数時間にわたってインスリンの分泌を促す薬です。内服薬タイプの糖尿病治療薬では、もっとも多く処方されています。
ビグアナイド薬も有名。肝臓からの糖の放出を抑えたり、インスリンに対する体の感受性を高めたりする効果のある薬です。スルフォニル尿素薬(SU薬)よりも効き目は穏やかですが、その分、低血糖を引き起こすリスクも低いとされる安全な薬です。
糖尿病性神経障害とは、糖尿病の影響で末梢神経がダメージを受け、主に皮膚などの感覚に異常を生じる症状のこと。自覚のあるなしにかかわらず、糖尿病患者の30~40%が糖尿病神経障害を併発しているとされています。
主な症状は、足や手に生じる痛みやしびれ。手袋で覆われる部分や、靴下で覆われる部分に症状が起こります。
神経障害が進行すると、痛みやしびれが悪化するのではなく、逆に手足の感覚が鈍化。足に傷を負ったことに気付かないまま細菌感染し、最終的に足の切断を余儀なくされてしまう例も見られます。
糖尿病神経障害の原因は、現在のところ明確には分かっていません。一説として、神経を障害する「ソルビトール」という物質の存在や、毛細血管の血流悪化などが指摘されています。
糖尿病網膜症とは、糖尿病の影響で目の網膜にある血管に障害を起こし、視力低下や視界のかすみなどを招く症状のこと。糖尿病の「三大合併症」の一つとして知られ、最悪の場合、失明にいたることもあります。
初期段階では自覚症状が見られないものの、目の血管を精密に観察してみると小さな出血が確認できます。中期段階になると、目のかすみなどの症状を自覚。末期段階になると、視力低下、飛蚊症、網膜剥離、緑内障、失明などにいたります。
糖尿病網膜症の原因は、血中の糖による血管への障害です。糖は全身のいたるところの血管に負荷を与えますが、中でも特に、細くて弱い目の網膜の血管は障害を受けやすくなります。その結果、網膜の血管がつまったり出血したりなどし、糖尿病網膜症へと進行します。
糖尿病性腎症とは、糖尿病の影響によって腎臓に各種の障害が発生する症状のこと。初期段階では蛋白尿が確認され、症状が進行するとネフローゼ症候群や腎不全、尿毒症などの症状が出現します。
蛋白尿が確認された段階では、患者本人に何ら自覚症状はありません。痛みや痒みなどの症状を覚えないことから、患者は、健康診断や人間ドックの数値のみで糖尿病性腎症を知ることになります。やがてネフローゼ症候群や尿毒症などの状態まで進行すると、むくみ、倦怠感、疲労感、食欲低下などのさまざまな症状を自覚します。
糖尿病腎症の原因は、まだ十分には解明されていません。糖尿病の影響によって腎臓の糸球体が障害を受けて糖尿病腎症へいたる、というメカニズムについては、ほぼ定説のようです。
動脈硬化とは、血管の壁が固くなり、やがて細くなっていく症状のこと。血液の通り道が狭くなることから、血流悪化を招いてさまざまな病気の原因となります。
動脈硬化が引き起こす代表的な病気が、脳梗塞と心筋梗塞。脳梗塞とは、動脈硬化によって脳の血流が阻害されたり、または、動脈硬化と併せて生じた動脈瘤が脳の血管に詰まったりすることにより、脳細胞の一部が壊死してしまう病気です。心臓の表面を走る冠動脈で同じことが発生すれば、狭心症や心筋梗塞となります。脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、いずれもご存知のとおり命に関わる病気です。
糖尿病になると、血中の糖分の濃度が上昇します。この状態が長期的に続くことにより徐々に血管の壁が硬くなり、やがて本格的な動脈硬化へと進行する、というメカニズムです。
糖尿病は、血液中の糖をコントロールするインシュリンが何らかの原因で分泌されなかったり、作用しないことで起こる病気。以下の2種類に大別することができます。