血液から健康体を目指す。わかなつみの発酵菌研究所 » 身近な病気について考える【健康コラム】

身近な病気について考える

「健康」ってどんな状態を指すの?

「健康な体」と言えば、持病やケガのない状態や健康診断の基準値が正常なこと、体に異変がない状態などを思い浮かべるでしょう。人によって考え方はいろいろありますが、WHOでは次の3つが満たされている状態を「健康」と位置付けています。

  • 肉体的に満たされている
  • 精神的に満たされている
  • 社会的に満たされている

見た目や体のことだけでなく、3つの調和が取れている状態こそ「健康」なのです。この3点を満たすために、具体的に何が必要なのか知っていきましょう。

健康を意識した食生活

健康な体を保つには、体づくりの資本である「食事」が欠かせません。食べられるものを手当たり次第に摂取するのではなく、内容を今一度見直す必要があります。

  • 1日通してバランス良く食事が取れているか
  • 旅行や外食時にカロリーオーバーしていないか
  • 決まった時間に食べているか
  • 食事に使っている素材に注目しているか

当たり前のことのように思えますが、忙しい日々臭われているとついつい乱れた生活を送ってしまうもの。スーパーで値段だけを見て食材を選んでいる人や成分表をみていない人は注意が必要です。 もちろん、「国産の高級品なら身体に良い」というわけではありません。何事もバランスが大切です。食事の時間を決め、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

健康を意識した運動

運動は体力づくりだけでなく、ストレス発散効果も期待できます。精神的な健康にもつながる大切な要素です。運動が苦手な人は、運動と聞くだけで「気が向かない」「面倒」だと思うかもしれませんが、なにもスポーツだけが運動ではありません。

  • 毎日の家事(掃除・洗濯・買い物など)
  • 家から5分のコンビニに公共料金を支払いにいく
  • 3階までのビルは階段を使う
  • 駅から自宅までを自転車で通う

このように毎日の生活を見直してみると、運動要素はたくさんあります。ウォーキングやマラソンだけでなく、日常生活を意識するだけで運動になるのです。毎日の生活にちょっとした工夫を取り入れてみましょう。

社会的な健康

体や心の健康づくりだけでなく、社会的健康も必要な要素です。社会的健康とは次のような状態を指します。

  • 社会的格差
  • ストレスの有無
  • 生活クオリティ
  • ソーシャルサポート
  • 労働環境の充実さ

日常生活における「社会的な健康」が崩れると、心と体の両方に不調が表れます。金銭面や資源が不足しすぎると、人の心は満たされません。社会的な健康が、健康な体と心を支える必要不可欠な要素なのです。

身近な病気・健康と密接なかかわりをもつ「酵素」について

酵素とは、食べ物の消化を助ける、生命活動において欠かせない代謝をサポートするなどして、私たちの健康をサポートしてくれているタンパク質の総称です。

私たちの体は酵素がなくては生きてけません。身近な病気や健康被害と酵素の関係性について、詳しく知っていきましょう。