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帯状疱疹は、体を刺すような痛みや痒みが伴い、赤いぶつぶつ(発疹)が帯状にあらわれる病気です。上半身の胸から背中あたりに発症しやすく、体の左右どちらかの神経に沿って症状が現れます。また、顔や目の周りにも症状が表れやすいのが特徴です。
帯状疱疹は、子どもの頃に多くの人がかかる「水ぼうそう」のウイルスが原因となって発症します。日本では5歳までに、およそ95%の人がかかると言われているほどです。
一度かかると免疫がつくため、安心だと考えられがちですが、この免疫は20年ほどで衰えてしまいます。つまり、過去に水ぼうそうになった人は、誰でも帯状疱疹になる可能性があるということです。
痛みや痒み、発疹などがあらわれるため、すぐに自覚できるでしょう。時間が経つと透明だった水ぶくれが黄色に変化していき、破れてただれます。
炎症が長引いてしまうと帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんしんけいつう)になってしまう可能性も。帯状疱疹後神経痛になると発疹は消えますが、持続的に焼けるような痛みが続きます。中には締めつけられる、電気が走るような痛みを感じる人もいるようです。
帯状疱疹の炎症や痛みを引き起こすのは、プロスタグランジン(PG)という体内物質です。シクロオキシゲナーゼ(COX)という酵素などにより生成されることがわかっています。
これらの症状を抑えるために、治療には非ステロイド性抗炎症薬を使用するのが一般的。抗炎症作用によって、皮膚の腫れや痛み、赤みや痒みなどを和らげられます。
発症年齢は以下のようになっています。
以前は60歳以降に多くみられましたが、最近はストレスや過労などが原因で体の神経に潜んでいたウイルスが再発するケースが増え、20代にも多くみられるようになりました。
帯状疱疹は人に感染することはありません。しかし水ぼうそうにかかったことがない子どもの場合、水ぼうそうとして移る可能性はあります。
帯状疱疹の原因である「水ぼうそう」のウイルスを体内に持つ人は多いため、いつ発症してもおかしくありません。帯状疱疹(たいじょうほうしん)にならないため、再発させないためには、日頃からストレスを溜めない生活を心がけることが大切です。免疫力が低下しないよう、十分な睡眠とバランスの良い食事をとり、体力をつけておきましょう。
万が一、発症してしまった場合は、早めの受診が肝心です。専門医に診てもらい、指導を仰ぎましょう。