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心筋梗塞の予防法・酵素の効果と研究結果

心筋梗塞の特徴

心筋梗塞とは、心臓への血流がふさがれてしまい、酸素供給ができなくなり壊死してしまう病を指します。日本で最も多い死亡原因である「がん」と並んで2位に心筋梗塞が挙げられるほど、年齢を重ねるほどリスクが高まる病気です。

症状としては、胸に激痛が走り、呼吸困難や意識障害を引き起こし、突然死の可能性もあるほど致死率の高い病気でもあります。

60代以上の高齢者に多く見られ、胸痛が発生してからしばらくすると痛みがなくなり、心臓の壊死が始まる事で発作を起こします。その原因となっているのは動脈硬化です。

心筋梗塞の原因

心筋梗塞の原因である動脈硬化ですが、中でも虚血性心疾患と呼ばれる心筋の血液が足りなくなる症状によって引き起こされる事が多いです。粥状硬化という血管のつまりを起こし、血流を遮ってしまうことで虚血性心疾患を起こします。

では、虚血性心疾患はどのように防げばいいのでしょうか。

虚血性心疾患に関する予防ガイドライン(※1)によれば、脂質の過剰摂取や運動不足による代謝の低下、高齢による動脈硬化などが挙げられています。

虚血性心疾患の危険因子の疫学

喫煙は血清コレステロール値が高い集団で虚血性心疾患のリスクになると考えられる.
我が国では脂質異常症など代謝性疾患の増加が比較的最近になって起こり,国民全体が代謝性疾患に暴露された期間が比較的短いことや,高血圧管理の普及や喫煙率の低下によって,虚血性心疾患の増加が押さえられていることなどが推察されている31)

我が国の虚血性心疾患の臨床像

心筋梗塞

我が国での2010年の急性心筋梗塞の死亡率は人口10万対で,男性38.2,女性29.5,男女で33.7であり,心疾患の42%を占めている

冠危険因子

高血圧44~65%,糖尿病22~29%,喫煙42~72%,脂質異常症19~59%,肥満19~27%であった

虚血性心疾患の一次予防ガイドライン(2012年改訂版)
班長島本和明 札幌医科大学
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_shimamoto_h.pdf

心筋梗塞と虚血性心疾患の予防法

心筋梗塞、その原因である虚血性心筋梗塞を予防するにはどんな対策が必要なのでしょうか。

循環器病情報サービスでは、以下のように記されています。

禁煙、塩分・糖分・脂肪分のとりすぎに注意し、バランスのよい食事をして、高血圧症・糖尿病・高脂血症を予防すること、適度な運動(毎日適当な距離を歩く習慣をつけて下さい)、気分転換を図り、ストレスを避け、規則正しい生活を送ること、血縁の方に心筋梗塞症や狭心症の方がいれば、特に長年の悪い習慣を改める必要があります

引用:狭心症や心筋梗塞症の予防
循環器病情報サービス
引用元URL:http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph34.html#anchor-1

リスク改善をめざすのであれば、健康的な生活習慣を心がけることが第一歩になります。ではそれぞれの要因となっている栄養・運動について見ていきましょう。

栄養

具体的な数字などについて説明していきます。

食塩摂取量の基本は3g/日以上6g/日未満として,摂取エネルギー量は,性別,年齢,身体活動レベルで調整するが25~35kcal/kg体重/日が推奨される.
糖尿病合併例では総エネルギー摂取量は,CKDステージG1~G2では25~30kcal/kg/日にて個々に応じて制限する(図12).
CKDステージG3以降では,腎機能低下に応じて,軽症では0.8~1.0g/kg/日,重症では0.6~0.8g/kg/日の摂取たんぱく質制限を行い,個々に応じて25~35kcal/kg/日の総エネルギー摂取量とする.
CKDステージG4以降では1.5g/日かそれ未満のカリウム制限を行う

引用:狭心症や心筋梗塞症の予防
循環器病情報サービス
引用元URL:http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph34.html#anchor-1

食塩の摂取目安としては、6g未満。これはおおよそラーメンいっぱい分の食塩摂取量です。日本人の一日の食事で摂取する食塩量は12gと言われているので、半分以下にする必要があります。半分以下にするためには、マヨネーズやソースといった食塩を含まない調味料で代替することをお勧めします。(※2)

(※2)参照:京都市立病院栄養価
参照元URL:https://www.kch-org.jp/wp-content/uploads/2014/10/16c4ba7882a9d35e8efda73ded34c765.pdf

運動

運動

好気的運動を定期的に行うと体重が減少し,脂質および糖質代謝が改善し,高血圧例では降圧が得られることから,運動により動脈硬化の危険因子を減少できる.
これは骨格筋,脂肪組織のインスリン受容体感受性を通じてリポ蛋白リパーゼ活性が上昇し,VLDLコレステロールは低下し,HDLコレステロールは上昇する.

虚血性心疾患の一次予防ガイドライン(2012年改訂版)
班長島本和明 札幌医科大学
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_shimamoto_h.pdf

好気的運動というのは、有酸素運動を指していて、呼吸が大きく乱れない程度の運動で酸素を十分に取り入れている習慣のことです。

厚生労働省によれば、

高血圧治療の基本は生活習慣の修正(運動療法・食事療法)と薬物治療があります。運動療法として、運動の頻度はできれば毎日定期的に実施し、運動量は30分以上、強度は中等度(ややきつい)の有酸素運動が一般的に勧められています。運動療法により降圧効果が得られ、高血圧症が改善されます。(中略)

運動種目

ウォーキング(速歩)・軽いジョギング・水中運動・自転車・その他レクリエーション

スポーツなどの有酸素運動。

運動種目

1週間にほぼ毎日、30分以上の運動を目標とする。また10分以上の運動であれば合計して1日30分以上としてもよい。

運動種目

低・中強度の運動は収縮期血圧の上昇はわずかであるのに対して、高強度の運動は血圧上昇が著明であるため、中等度「ややきつい」と感じる程度の運動強度(心拍数が100-120拍/分、最大酸素摂取量の50%程度)。また上記のような運動を急に実施するのは身体に与える負担が大きいため、掃除・洗車・子供と遊ぶ・自転車で買い物に行くなどの生活活動のなかで身体活動量を増やすことからはじめてもよいでしょう。

引用:厚生労働省
e-ヘルスネット「高血圧症を改善するための運動」
引用元URL:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-05-004.html

30分を目安にウォーキングに取り組むことが望ましいとされています。
心筋梗塞のリスクを軽減させるには、減塩、適度な運動など血流を改善することが効果的であるということが分かりました。

わかなつみの発酵菌に期待できる心筋梗塞へのはたらき

酵素活性比較 鈴鹿医療科学大学分析

酵素が持っている心筋梗塞を引き起こすドロドロの血液を予防するための食べものの分解力の強さは実証されています。

鈴鹿医療科学大学の実験にて、わかなつみの発酵菌の酵素活性力の分析結果では、なんと他の一般的な酵素サプリに比べてはるかに高い数値を記録。

タンパク質を分解するプロテアーゼが約43倍、脂肪を分解するリパーゼが約19倍、炭水化物を分解するアミラーゼが約11倍です。

心筋梗塞と酵素の関係

健康な人の血液では、ケガをして出血した際、血液が流れ出るのを止めるために血小板が集まって血栓を作ります。ケガの修復が終わると、血中にある酵素によって自然に溶かされてなくなりますから、血管が詰まるようなことはありません。

しかし、食事の偏りなどで血中に悪玉コレステロールや中性脂肪などが増えすぎると、血液がドロドロになって酵素が働かなくなり、血栓が消えずに大きくなってしまいます。

このように、食生活や生活習慣によって血液の質が悪くなることによって、血管やその先の心臓にまで害が及んでしまうわけですから、血液をドロドロにさせないことが重要。

血栓を溶かす役割を担う酵素をもっと補えば、ドロドロ血をサラサラ血に変えることができるのです。ふだんの生活で酵素を摂り続けることで、動脈硬化や心筋梗塞の発症を予防することが期待できます。

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