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「わかなつみの発酵菌」の効果を徹底分析
認知症とは、認識・記憶・判断などの脳の機能が低下する症状の総称。認知症の原因となる病気には、主に以下のようなものがあります。
脳の側頭葉や海馬が委縮し、かつ脳の表面に「老人斑」と呼ばれる変化が見られます。物忘れから始まり、ゆっくりと進行し、やがて寝たきりになる病気です。国内の認知症患者のうち、約60%がアルツハイマー型認知症と言われています。
脳梗塞やくも膜下出血により、脳の一部が損傷したことで発症する認知症。損傷した部位により症状が異なります。記憶機能や認識機能の低下は見られるものの、判断機能は比較的正常。
側頭葉や後頭葉の萎縮が特徴的。認知機能の低下に加え、いわゆる「幻視」が著しいことでも知られます。パーキンソン病に似た身体症状を示すこともあります。
前頭葉や側頭葉が委縮することで、各種の認知症状を起こします。人前で排便したり会計前の商品を食べたりなど、判断力の低下が見られる傾向があります。
1)遺伝的要因
1991年、アミロイド前駆体蛋白(APP)の変異が早発型の家族性アルツハイマー業の原因であることが明らかにされた。(中略)
2)動脈硬化
動脈硬化の進行により大脳への血流が減少し、大脳神経細胞の代謝が障害を受け慢性的な変性が進行すると考えられる。(中略)
3)ライフスタイル
(中略)食習慣による健康への影響の故人さは、長期になるほど、すなわち高齢になるほど大きくなる。
出典:「認知症の要因と予防」名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 第7号2015年
https://www.nuas.ac.jp/IHN/report/pdf/07/02.pdf
認知症は、様々な要素が複雑に絡み合って発症へといたるものなので、一概に原因を特定することはできません。それら多くの原因の中から、名古屋学芸大学は、端的に3項目を認知症の主な原因として挙げています。遺伝的要因、動脈硬化、ライフスタイルです。
これら3つの原因のうち遺伝的要因については、個人の力で克服することができません。もちろん、遺伝的要因があってもかならず認知症を発症するわけではありませんが、血縁者に若年性の認知症を生じた例が見られる場合には、一度、専門の医療機関を受診したほうが良いかも知れません。認知症の発症を遅らせる薬や、認知症の症状を緩和させる薬が用意されています。
一方で、認知症の別の原因とされる動脈硬化とライフスタイルについては、私たちの意識次第でリスクを低下させられるもの。暴飲暴食や運動不足、ストレスの蓄積、喫煙、睡眠不足などを避けることで、これらリスク要因を大幅に低下させることができます。
認知症の患者には、以下のような症状が合併しやすいとされています。
パーキンソン病に似た症状や、不随意運動、パラトニア、運動麻痺、痙攣など、運動症状の障害を合併することがあります。不随意運動とは、本人の意志とは無関係に体が動く症状。パラトニアとは、筋肉が緊張して過度に収縮する状態のことです。
いずれも転倒などの外傷的なリスクを伴う症状なので、本人が注意することはもちろんのこと、屋内の段差をなくしたり手すりを設置したりなど、ご家族が屋内のバリアフリー化を図ることも大切です。
高齢者全般に見られる様々な全身症状のことを、老年症候群と言います。具体的には、転倒や骨折、脱水、食欲不振、体重減少、難聴、視力低下、不整脈、関節痛、排尿障害、睡眠時呼吸障害などです。
老年症候群は、大なり小なり、加齢とともに誰にでも生じるリスクです。ただし認知症の方においては、健康な高齢者に比べると特に強く見られる症状。周囲の方は注意して見守る必要があります。
廃用症候群とは、病気やケガなどの理由で使う頻度が減った機能が、時間とともに徐々に低下していく症状のこと。認知症の方に現れやすい廃用症候群としては、筋萎縮、拘縮、低血圧、肺活量減少、誤嚥性肺炎などが挙げられます。
人は、1週間寝たままの状態で過ごすと、全身の筋力が10%ほど低下するとされています。筋力低下による転倒などのリスク防止のため、定期的な散歩やリハビリなどを通じて一定の筋力を維持するようにしたいものです。
認知症に似た症状を持つ他の病気として、以下、主な3つを見てみましょう。
甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモン分泌量が低下する病気のこと。甲状腺ホルモンの分泌量は、加齢とともに徐々に低下していきますが、何らかの原因によって極端にその分泌量が低下したとき、甲状腺機能低下症を発症します。
甲状腺機能低下症の具体的な症状は、注意力や集中力の低下、思考スピードの低下、計算力低下、記憶力低下、理解力低下、無関心など。また、動作が遅くなったりむくみが生じたりなど、身体症状を呈する場合もあります。
これら甲状腺機能低下症の症状は、認知症に酷似。よって患者のご家族は、本人の認知症発症を疑って病院を受診する例が大半です。しかしながら実際には認知症ではないので、甲状腺ホルモンの投与により症状は改善します。
ただし甲状腺機能低下症は、動脈硬化を進行させる病気としても知られる症状。結果、脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症のリスクを高めるとされるため、認知症の発症にいたる前に速やかな治療が望まれます。
脳血管性障害とは、脳梗塞やくも膜下出血、脳出血など、脳内の血流に障害をもたらす病気の総称のこと。脳血管性障害を発症すると、患部から先に血液が運ばれなくなり、部分的な壊死が発生。壊死した脳細胞が復活することはないため、何らかの後遺症を持つ恐れがあります。
この後遺症が身体機能障害として現れる人もいれば、脳機能障害として現れる人もいます。後者の場合、認知症に似た症状を示します。
なお、脳血管性障害を原因とした認知症状は、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症などとは異なり、部分的な認知機能の低下であることが大半。壊死した部分のみの機能が低下する点が、脳血管性障害による各種症状の特徴です。
なお脳血管性障害によって生じた様々な症状は、リハビリによって著しく改善する例が見られます。壊死した脳細胞の近くに、リハビリを通じて新たな神経経路が生まれるため、と説明する医学者もいます。
慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症、脳腫瘍などを原因とし、認知症に似た症状を呈する患者も見られます。
慢性硬膜下血腫とは、頭部打撲を原因として、頭骨内に徐々に血液がたまっていく病気。たまった血液が脳を圧迫し、記憶力低下や性格変化、意欲低下など、認知症に似た症状を見せることがあります。手術によって容易に改善する症状です。
正常圧水頭症とは、脳内に存在する脳脊髄液が過剰にたまってしまう病気のこと。脳脊髄液が脳を圧迫することで、短期記憶力の低下や無関心、失禁、歩行障害など認知症に似た症状が生じます。病院で適切な処置を受けることにより、大半は症状が改善します。
脳腫瘍とは、脳内に生じる腫瘍の総称。認知機能の低下が見られることは少ないのですが、言葉がうまく出なかったり聴覚に障害が生じたりすることがあるため、周囲から認知症と誤解されることがあります。早期に発見して適切な治療を受けることで、完治を目指すことができる病気です。
脳に特殊なたんぱく質が蓄積されることで起こる、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症。これらはたんぱく質を脳に溜めないよう、血液中で分解してしまうことで予防できます。
酵素はタンパク質の分解や代謝を促進するので、酵素を定期的に摂取することは血液をサラサラにし、認知症の予防につながるわけです。
さらに、最近の研究では、認知症の発症に腸内細菌のバランスの崩れが一因として考えられるようになってきました。
バランスが崩れて特定の微生物が増えると、脳の神経細胞の機能不全や細胞死を起こす炎症物質を作り出してしまうことにつながるそうです。
そこで、酵素を積極的に摂取すると、腸内で食べ物の消化や吸収を促進して環境を整えることができます。悪玉菌が増えず、腸内で炎症を起こすことも少なくなりますから、脳の神経細胞へ影響を与えることもなくなり、認知症を予防できるのです。
わかなつみの発酵菌に含まれる「チロシン」「フェニルアラニン」というアミノ酸は神経伝達物質の原料。
最近の研究では、これらがアドレナリンやドーパミンの不足を改善し、認知症やうつ病に効果があると言われています。
アミノ酸:私たちが行った研究では、うつ病の人は、メチオニンやトリプトファン、チロシンといったアミノ酸の血中濃度が低い傾向がみられました。メチオニンはうつ症状の改善作用を持つといわれます。
また、トリプトファンは精神安定に関わるセロトニンの材料であり、チロシンは、意欲に関わるドーパミンやノルアドレナリンなどの材料です。このようなことからも、これらのアミノ酸の欠乏とうつ病が関係しているのは、納得できることであるといえます。
うつ病と食生活の関係
独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター
神経研究所 疾病研究第三部 部長 功刀浩
http://www.nyusankin.or.jp/health/pdf/Nyusankin_486_b.pdf
アミノ酸をはじめとする神経伝達物質は、ドーパミンなどの意欲を刺激する成分に働きかけることから、認知症、うつ病との関わりが深いことが分かりました。
アルツハイマー型痴呆症の人に多くみられる「プロリルエンドペプチターゼ(PEP)」の活性が、脳内の記憶をつかさどる海馬で増えすぎてしまい、神経伝達物質を過剰に分解・不活性化させる事が一つの原因だと言われています。そのPEPの活動を阻害させる事がアルツハイマー型痴呆症の進行を遅れさせるサポートをするのですが、わかなつみの発酵菌に含まれている「米胚芽発酵酵素」にPEP阻害効果があるという研究データがあります。
アルツハイマー型痴呆症の患者の脳内にはPEPが多量に存在し、この酵素活性により、脳機能の変調が引き起こされるといわれています。米胚芽を麹菌を用いて発酵させることにより、PEP阻害活性が増強されることが確認されました。
米胚芽発酵抽出物
オリザ油化株式会社
https://www.oryza.co.jp/cms/wp-content/uploads/2017/10/d35319b3a4bd5346ca40f098fcef815c.pdf
わかなつみの発酵菌にも含まれている米胚芽発酵抽出物はこの他にも、他の細胞をサポートする効果等が認められており、健康をサポートするのに適した成分だという事が分かります。
そんな米胚芽発酵抽出物はどのようにして体に取り入れることができるのでしょうか。