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酵素が不足するとどうなるの?

私たちの体内に酵素は、栄養素を分解して吸収しやすい形にしたり、分解した栄養素を細胞に届けたりする重要な役割をもっています。酵素学の権威である米国のエドワード・ハウエル博士によると、人が一生のうちに生成できる酵素の総量は決まっているとのこと。体内で生成される酵素はさまざまな要因で消費されるため、気づかないうちに知らないうちに酵素不足に陥っているかもしれません。

酵素が不可欠な理由

酵素は私たち人間が健康に生きていくうえで大切なもの。たとえば体内酵素は摂取した栄養の分解や吸収といった消化活動に欠かせない存在であり、酵素が働くことで生きていくための栄養やエネルギーを摂取できるのです。

また、食物酵素(体外酵素)も重要です。人間がつくりだせる体内酵素の量には限りがあるうえ、加齢とともに体内酵素の量は減少していきます。酵素が不足すると、消化活動がうまくできなくなったり代謝力がダウンしたり、免疫力が落ちてしまったりと疲れやすく病気にかかりやすい体になってしまいます。そこで食物酵素(体外酵素)の積極的な摂取がおすすめ。摂取した栄養の分解・吸収がスムーズになり、体内酵素のはたらきをサポートしてくれます。

酵素が不足すると栄養素が分解されにくくなり、細胞に栄養が行き届かなくなり、身体に不調があらわれます。健康を維持するためにも、酵素不足のサインや酵素の大量消費につながる行為、見直すべき生活習慣、酵素が不足したときの対処法などを見ていきましょう。

酵素不足のサインをチェック!

  • 常に疲れている感じがする
  • 物忘れをしやすい
  • イライラしやすい
  • 集中が持続しない
  • 年々お酒に弱くなっている
  • 尿の出が悪い
  • 肩が凝りやすい
  • むくみやすい
  • 下半身が冷えやすい
  • 寝つきが悪い
  • 風邪を引きやすい
  • 食後に体がだるくなる
  • 便秘気味
  • おならが臭う
  • 加工食品ばかり食べている
  • 消化に良くない食べ物が好き

2個以上当てはまった方は、酵素が不足している可能性があります。女性の場合は月経痛が重かったり、月経周期が不順だったり、化粧ノリが悪かったりするのも酵素不足のサイン。心当たりのある方は生活習慣や食習慣を見直していきましょう。

加工食品ばかり食べている人は要注意!

酵素不足のサインに心当たりがある人の中で、特に気を付けていただきたいのは「偏食かつ加工食品ばかり食べている人」です。加工食品には消化・分解しにくい化学調味料がたくさん入っているため、体内の消化酵素・代謝酵素を大量に消費してしまいます。

また、酵素は50度以上の加熱処理で効力を失ってしまうため、非加熱処理じゃない限り加工食品から酵素を摂取することはできないでしょう。

また、体内の酵素が不足している場合、どんなに栄養価が高い食べ物を取り入れたとしても、きちんと消化・代謝することができません。食事の栄養素をエネルギーに変えて体内で上手に利用するには、不足している酵素から補う必要があります。

酵素不足の悪循環を引き起こす「冷え」にも注意

「冷え」も酵素不足の悪循環を生む大きな要因です。体温が一度下がれば、酵素の働きは半減すると言われています。酵素の働きが低下するとホルモンバランスは乱れ、イライラしやすい状態に。集中力が落ち、寝つきが悪くなることもあります。酵素は眠っている間に大量生成されるため、睡眠時間が短い日が続くと酵素不足の悪循環に陥ってしまうのです。

また、酵素(消化酵素や代謝酵素)の働きが低下すると、代謝されなかった糖質や脂質が血管内に溜まるため、血液はドロドロの状態に。ドロドロ血液は高血圧や高血糖、血行不良による冷えの要因となります。

冷えをはじめとするサインに心当たりがある方は酵素不足の可能性大。不足している酵素を補って負のスパイラルを断ち切りましょう。

肌の老化にも影響する酵素不足

酵素は、ハリのある美しい肌を保つためにも欠かせません。代謝酵素が不足すると細胞に栄養素が行き届かなくなるため、肌のターンオーバーが悪化。栄養素が行きわたらず、古い角質層が残った肌は実年齢よりも老けた印象を与えます。ハリと透明感のある肌を目指している方は、酵素不足にならないよう普段から気をつけましょう。

酵素不足を卒業するにはどうすればいい?

食物酵素(体外酵素)を取り入れる

食物酵素とは、食事から摂取できる酵素の総称です。食物酵素は私たちの身の回りにあるさまざまな食品に含まれています。例えばパイナップルやバナナ、キウイなどの果物。納豆やヨーグルト、味噌やキムチなどの発酵食品。大根や人参など。

果物はそのまま食べたり、ミキサーを使ってジュースをつくってみたりすると良いでしょう。納豆やキムチをはじめとする発酵食品は少々クセがあるものの、ご飯のお供として一番食事に取り入れやすいかもしれません。お野菜は根菜が多いので、野菜スティックとして食べたり、すりおろしソースにしたりすると良いでしょう。

肉や魚にも食物酵素はありますが、酵素の効力は50度以上の加熱処理を加えると薄れてしまうため、肉や魚から摂取するのは難しいかもしれません。肉は低温調理、魚は刺身で食べるのがおすすめです。

「わかなつみの発酵菌」を取り入れる

生の野菜や果物、発酵食品が苦手な方は、「わかなつみの発酵菌」で酵素を補うのもひとつの手。「わかなつみの発酵菌」とは、50度以上の熱を加えずに製造された酵素サプリメントを指します。別名、生酵素や毒だし酵素。酵素の働きを弱める「加熱処理」をせずにカプセル化しているため、手軽に酵素を補えます。

食事で酵素を補いたいけれどクセのある食べ物が苦手な方。お腹が冷えるから生野菜は避けたいという方。煮込み・揚げ物・炒め物を食べながら酵素も補いたいという欲張りさんは、ぜひ手軽に酵素を補える「わかなつみの発酵菌」をチェックしてみてください。

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