健康・長生きのために飲む
「わかなつみの発酵菌」の効果を徹底分析
血圧は、健康な人であっても運動や緊張などで一時的に高くなることがあります。通常であれば、自然と一定の状態に戻りますが、何らかの原因で、血圧が下がりにくくなると、日常的に血圧が高い状態になってしまうのです。
食生活の乱れや運動不足、それに伴う肥満は、血圧を上げる大きな原因とされています。塩分の摂り過ぎによる血液量の増加や、摂取した栄養素の代謝が滞って生じる「ドロドロ血液」による血流の悪化などが血圧を上げる原因です。
また、肥満になると、増大した脂肪細胞から分泌される血管収縮物質のはたらきによって、末梢血管が細くなり、血流が悪くなることで血圧の上昇を招く場合もあります。
プロテアーゼは、食事から摂取したたんぱく質の代謝に関わる消化酵素です。プロテアーゼは、体内でも一定量が生成されていますが、年齢を重ねるにつれてその量が減少してしまいます。プロテアーゼが少なくなると、食事から摂取したたんぱく質がスムーズに代謝されなくなり、血液中にいつまでも残ってしまうことに…。その結果、血液の粘度が高くなり、血流が悪化し、血圧が上がってしまうのです。
プロテアーゼは、新鮮な野菜や果物、発酵食品などに含まれており、食事の消化を良くすることに役立ちます。これらの食品を、毎日の食事に積極的に取り入れることで、不足分のプロテアーゼをカバーすることができます。
きゅうりに多く含まれているカリウムは、ナトリウムと相互に作用することで、体内の水分量調節にはたらくミネラルです。過剰な塩分摂取で体内のナトリウム濃度が高くなると、余分なナトリウムを体外に排出。このはたらきによって、体内の水分量が調節され、血圧の上昇を抑えることができます。
ただし、カリウムは水に溶けやすい性質のため、煮たりゆでたりする際は注意が必要。カリウムを効率よく摂取するには、生食や汁ごと摂取するのがおすすめです。
健康のために、栄養バランスの良い食事を心がけることは大切です。しかし、どんなに栄養を摂っても、それを分解・消化できる環境が整っていないと、せっかくの栄養が無駄になったり、血圧を上げるドロドロ血液の原因になったりします。たんぱく質を分解・消化するプロテアーゼは、年齢とともに生成量が減少してしまうので、新鮮な野菜や果物、発酵食品などをとりいれて消化をサポートすることが大切です。
酵素は、継続して摂取することがポイントですが、毎日バランスを考えて料理するのはなかなか大変です。無理な健康習慣は継続が難しいので、無理のない方法で取り入れることをおすすめします。その方法のひとつが酵素サプリメントです。様々なタイプがありますが、熱に弱い酵素の特性を考えると、非加熱製法で製造されている酵素サプリメントのほうが、より手軽で効率的に酵素を摂取できるでしょう。
管理栄養士免許取得後、教育研究職を経て、現在はフリーランスの管理栄養士として活動中。
食育やダイエット、生活習慣病予防など、栄養・健康に関するコラムやレシピ提案などを中心に情報発信しています。