健康・長生きのために飲む
「わかなつみの発酵菌」の効果を徹底分析
血圧が上がるメカニズムには、いくつかのパターンがあります。「全身の血液量が増える」「心臓から一度に送り出される血液量が多い」「血液が流れにくい」などがあり、これらは食生活の乱れや運動不足、それに伴う肥満が影響しているようです。
血圧を上げる食生活の乱れには、脂肪や塩分の摂り過ぎ、野菜不足などがあります。こうした食生活が続くと、血液量の増加やドロドロ血液になりやすく、血圧の上昇につながるのです。
また、肥満になると、増大した脂肪細胞から分泌される血管収縮物質によって末梢血管が細くなり、血液が流れにくくなるため、血圧が上がりやすいことが分かっています。
アミラーゼは、食事から摂取したでんぷんを代謝する消化酵素です。体内にアミラーゼが十分に存在していると、糖を主成分とする炭水化物の分解・消化がスムーズになります。体内でも生成されていますが、年齢を重ねるにつれて減少してしまうため、食物から摂取することで消化機能をサポートすることが大切です。
アミラーゼが不足した状態が続くと、消化しきれなくなった糖が脂質に変化してしまい、血液中に未消化の栄養分が蓄積した結果ドロドロの血液になってしまいます。ドロドロ血液が血管を通り抜けるとき、通常よりも血管に圧がかかり、高血圧が引き起こされてしまうのです。栄養をたっぷり摂ることは大切なことですが、その栄養を無駄なく摂り入れるための酵素チャージも同じくらい大切といえます。
発酵食品であるキムチには、乳酸菌が多く含まれています。乳酸菌は、腸内環境を整えるはたらきが有名ですが、近年の研究によって、血圧の上昇を抑えるはたらきが明らかになりつつあります。乳酸菌の摂取に役立つキムチですが、ほかの漬物と同様に、塩分が多めなので、食べ過ぎには注意が必要です。ヨーグルトや納豆など、乳酸菌を含むほかの食品と組み合わせて摂取することをおすすめします。
アミラーゼがきちんとはたらくことで、食事から摂取した栄養の代謝がスムーズになります。そのため、栄養バランスの整った食事を心がけるのと同じく、アミラーゼをはじめとした消化酵素を補い、栄養を取り入れやすくすることが大切です。
酵素は、熱を加えると失活してしまうため、生食や発酵食品などを上手に組み合わせて、毎日の食事に取り入れることがポイント。しかし、「忙しくて調理している時間がない」「ももっと手軽に摂りたい」という方も多いのではないでしょうか。酵素は毎日続けることに意味があるので、無理のない方法を選ぶことは重要です。手軽に効率よく酵素を摂取するには、サプリメントを利用するのもひとつの方法。熱に弱い酵素の特性を考えると、非加熱製法で製造されている「わかなつみの発酵菌」であれば、無理なく無駄なく酵素を続けられるかもしれません。
管理栄養士免許取得後、教育研究職を経て、現在はフリーランスの管理栄養士として活動中。
食育やダイエット、生活習慣病予防など、栄養・健康に関するコラムやレシピ提案などを中心に情報発信しています。