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副鼻腔炎と酵素の関係性

副鼻腔炎とは?

鼻の周囲には副鼻腔と呼ばれる空洞があります。額の下や目の間、頬などに左右4つずつ、合計8つの空洞が鼻の中でつながっていて、異物や分泌物などを鼻水と一緒に排出する役割をもっているのです。

何らかの原因で鼻の中に炎症が起きると、排出する働きが低下し副鼻腔炎になることがあります。案外身近な病気で、毎年1,000万以上の人がかかると言われています。

副鼻腔炎の症状

ただの風邪だからと放っておくと、副鼻腔炎が慢性化してしまう可能性があるので注意が必要です。以下のような症状が続いている場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

  • いつも鼻が詰まっている
  • 匂いを感じない、味覚がない
  • せきや痰がでる
  • 鼻づまりによる睡眠不足
  • 頭痛がする、体がだる重い
  • 顔や鼻、目の周りに痛みを感じる

軽い症状であれば自然と治ることもありますが、放置すると慢性副鼻腔炎になってしまう恐れも。慢性化すると治療に数ヶ月かかってしまうので、十分に気を付けましょう。

副鼻腔炎の治療法とは?

1〜2週間で治る急性副鼻腔炎の場合は、抗生物質などの炎症を抑える薬で対処します。また溜まった膿を吸引する局所療法も効果的です。

軽度であれば薬物療法で対処できますが、改善されない場合は手術を実施します。難病といわれている「好酸球副鼻腔炎」は、鼻茸をとる手術をすることになりますが、再発しやすく治療が長期に渡る懸念点があります。

副鼻腔炎の治療薬に使用される消炎酵素薬とは?

副鼻腔炎になると、一般的に病院から抗生物質と消炎酵素薬が処方されます。消炎酵素というのは、タンパク質を分解する酵素で、炎症を抑える働きを持っています。

消炎鎮痛剤のような強い効力はなく、鎮痛作用もありません。その代わり、慢性副鼻腔炎の消炎や慢性気管支炎の痰喀出、手術やケガの腫れ改善などの効果があります。

副鼻腔炎は単なる風邪だと思っても油断しなことが大切

風邪や花粉症などで1年を通してひきやすい鼻風邪。大切なのは症状を放置して長引かせないことです。症状が軽いぶん放置されがちですが、放っておくと慢性副鼻腔炎になります。また、時には重大な合併症を引き起こすこともあるので注意が必要です。副鼻腔は目に近い位置にあるため、視力障碍に発展することもありますし、脳や脊髄を覆う粘膜の炎症に発展することもあります。そうならないよう、初期症状に心当たりのある方は早めの受診を心掛けて下さい。