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外耳道真菌症と酵素の関係性

外耳道真菌症とは?

外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)とは、あまり聞き慣れない名前ですが、耳の穴から鼓膜にかけて(外耳道)カビがはえている状態。耳掃除のやりすぎで傷ついてしまった外耳道に、カビ(真菌)が付着して繁殖・発症するケースが多く見られます。

真菌とはいわゆる「カビ」です。空気中や土中に多く存在していて、健康であれば感染することはありません。しかし免疫機能の働きが低下していたり、不潔にしていたりすると感染してしまう可能性があります。小さい子どもや高齢者、免疫不全症疾患がある人は要注意です。

耳あかには大切な役割があった?

耳あかには「酸性」や「タンパク分解酵素」が含まれており、これらは耳の中に潜む真菌や細菌の発育を抑制する働きをもっています。

ちなみに、モノを噛んだりあごを動かすことによって、耳あかは自然に外に排出されますので、毎日取る必要はありません。

外耳道真菌症の症状とは?

真菌は生命力が強いカビ菌です。気付かずに放っておいても、治ることはまずないでしょう。以下のような症状に心当たりのある方は、病院で診察を受けることをおすすめします。

  • 耳の中に痛みがある
  • 耳だれが出る
  • 耳がかゆい
  • 音や声が聞こえづらい
  • 耳あかが臭う
  • 耳あかが白くポロポロしている

外耳道真菌症にかかった場合の治療法

耳の中は狭く湿気があるため、治るのに時間を要します。外耳道真菌症は自然に治る病気ではありませんので、必ず治療が必要です。

病院ではカビを除去して消毒し、抗真菌剤で繁殖を抑える治療を行います。菌ですのですぐには治らず、1ヶ月〜数ヶ月かかります。治ったと思っても油断は禁物。菌が少しでも残っていると、また再発する可能性がありますので、根気よく治療に臨みましょう。

外耳道真菌症にならないための対策

大切なのは耳を触りすぎないこと、そのためには耳掃除のしすぎに注意する必要があります。耳かきを使う人は、使用するたびに耳かきを洗ったり除菌したりして、耳かきを清潔な状態に保ってください。

綿棒を使用する方は、綿棒にホコリが付かないようにケースの蓋をしっかりと閉めて保管しましょう。

イヤホンやヘッドホンを毎日使用している人は、これらをカバンの中に直接入れてはいけません。専用のケースに入れて定期的に除菌する、ケースがない場合は清潔な布に包むなど注意を払って下さい。

耳は風通しが悪く湿気が溜まりやすい場所です。普段から清潔に保つことを意識しましょう。